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2012,9月

Y氏の長期決戦=前編

 税理士試験合格への戦略として前回は短期決戦を選択した「N君の短期決戦」を掲載しました。今回はその反対として長期決戦を選択した「Y氏の長期決戦」をお伝え致します。

  Y氏を知ったのは人材紹介アイの会社名アイの名前をいただいた女性税理士のK先生からお聞きした話でした。K先生とは今から25年前にある税理士の先生に紹介され現在までお付き合いをさせていただいております。

  まさに税理士業界での細腕繁盛記を地で行く人生を送られ、本年古希を迎え得度をされました。現在会計事務所は娘婿にまかせご自身はボランティア活動そして世直し活動を自然体として実践されています。ますますご健勝でチャーミングな女性です。(いづれK先生についてはお話をさせていただければと思っています)

  K先生の事務所の3階に株式会社天意という会社がありました。読み方をお尋ねすると「あい」とのこと。K先生がなぜその漢字を使われたかは意味が深くこの欄で説明できる自信がありませんので省かせていただきます。また、アイが天意の読み名をいただいた理由も今回は趣旨が異なりますので省かせていただきます。ご理解ください。

 実は先にお伝えしたY氏とは上記の通りK先生の会計事務所を引き継がれた娘婿の方です。Y氏は国立体育大学を出られ体育の教師を目指されましたが競争率が高く本意を果たせませんでした。仕方なく外資系の会社へ入社をされ営業職として社会人スタートを切りました。

  最初の仕事が会計事務所向けの当時1千万円もする相続シュミレーションをするコンピューターを販売することでした。Y氏が大学を卒業した20数年前は日本はバブルの真っ最中の時でした。会計事務所業界も地価、株価の高騰を受けての相続対策業務が東京から大阪へと広がっていきました。

  来る日も来る日も会計事務所を回り3年という歳月が流れたときY氏はK先生と出会い話しをする機会にめぐり合ったのです。

  「体育大学を出て体育の教師になれなかったのは残念だけど社会人となり3年を迎えて今将来の夢はなんですか・・・」とK先生に尋ねられY氏は「この3年間会計事務所を回らせていただき税理士の先生と話す機会をいただき今自身も出来れば将来税理士になれればと思うようになりました」と応えました。

  Y氏の人生は次のK先生の言葉で一転してしまいます「よかったら私の事務所に来なさい」。Y氏にとっての一期一会でした。Y氏は迷わず応えました「よろしくお願いします」と。

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Y氏の長期決戦=後編

 Y氏は25歳にして天命(税理士を天職とする)を知ることになりました。簿記のボの字も知らないY氏でしたが胸の中は夢と大志でいっぱいにふくらみました。 

 Y氏はK先生の事務所へ入り簿記の3級から勉強し仕事も誰にも負けないくらい励みました。1年後には簿記の1級にも合格し顧問先も10数件を担当できるまでにK先生からの信頼を得ました。

  いよいよ天命である税理士になるための税理士試験にチャレンジするところまで来たのです。ところが・・・です。神様は天命を成し遂げられる人材かを試されたのです。Y氏にとってそれは幸せとともにやってきました。その幸せとは先生の娘さんとの結婚でした。

  Y氏はK先生の娘さんと結婚することになり、将来会計事務所を引き継ぐことが周知の約束事になりました。Y氏の税理士試験合格は結婚と同時に必須事項として目の前に立ちはだかったのです。

 Y氏は税理士試験に合格するためにはどうしたらよいのかを自問自答しました。K先生は自身も二人のお子さんの子育てをしながら簿記1級を取得し税理士試験に5科目合格され今の会計事務所を創業し育てて来られました。

  何がなんでも税理士試験に5科目合格をしなければなりません。Y氏は考えました。受験専門学校には無職で税理士試験にチャレンジしている受験浪人のライバルがたくさんいます。彼らとの科目10%の合格率を競わなければ科目合格という席取り合戦には勝てません。彼らは毎日毎日勉強をしています。

  単純に考えてみました。仕事をしているY氏にとって勉強できる時間は彼らの3分の1しかありません。彼らが1年間で2~3科目を勉強し1~2科目合格すれば大成功と云われるのが税理士試験の現状です。

  また自身の仕事に関しては、将来の所長候補としての周りの目もあり、平日は当たり前のことですが仕事を早めに切り上げて専門学校へ通うわけにも行きません。Y氏も自分だけは特別との意識はいっさい持たず逆に他の職員以上に仕事には励みました。

  Y氏は税理士試験にチャレンジするにあたり次のことを自らに課しました。平日については専門学校へは通えないが必ず仕事が終わってから1~2時間事務所の会議室で勉強をする。専門学校へは週一日コースの土曜日か日曜日のいずれかのみにする。以上の勉強では1年で1科目の勉強が限界と考えました。そして1年ではなく2年目でその1科目の合格を果たすことを目標にしたのです。

 Y氏は上記の自らへの課題を実践し5科目すべてを2年目合格を成し遂げ、10年目に見事に税理士試験に合格を果たしました。税理士試験合格後にY氏とともに税理士試験では有名な資格学校で受験生を対処にしたセミナーを開催しました。Y氏は2年目合格目標について「1年目は完全理解重視を、2年目には答案練習重視で臨みました。すると2年目に自身のレベルが急カーブで上昇するのが分かりました」と自信をもって話をされていました。

 Y氏が税理士登録をされた後、K先生はY氏を代表社員に就任させ自らは会長職として新たな税理士法人を立ち上げました。その税理士法人では今も会議室はY氏の勉強部屋との愛称で呼ばれているそうです。

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