会計事務所(税理士事務所・公認会計士事務所・税理士法人)、企業経理財務職の求人・就職・転職なら人材紹介アイ 大阪|京都|神戸|滋賀|奈良|和歌山

お役立ち情報

2012,12月

社長になった会計士

 公認会計士の方が求職相談に来られる場合はほとんどの方が税理士への転進のための会計事務所への転職です。残りの方、つまり100人のうち数人が企業への転職を希望されるというのが私の実感です。

 今回紹介するT氏は後者の転進を希望された方ですが、単に企業へと云うのではなくT氏は企業経営者への道を選択したのです。つまり監査する人が監査される人へと舵を切ったのです。

 会計士のT氏(当時37歳)が求職相談へ来られたのは人材紹介アイが設立された今から16年前の春でした。以前求職相談をさせていただいた会計士の方の紹介でした。

 京都の一流大学を出て大手メーカーへ入社しましたがサラリーマンが体質に合わず2年後に退職、会計士を目指し2回目の受験で合格を果たし大手監査法人へ入りました。

 T氏の相談はこうでした。監査法人での会計士の仕事はやりがいもありおもしろかったのですが将来のことを考えると自分のやりたい仕事ではないこと、今まで経営の監査をしてきたが自分の偽らざる気持ちは監査をされる側、つまり経営をする側の仕事に興味がわいてきたとのこと。T氏は経営者への道へチャレンジをしたのでした。

 ちょうど同じころIPO(企業の上場)支援コンサルをされている会社の社長よりIPO予定のA社の財務部長の求人案件をいただいていました。T氏へ紹介したところ他の紹介会社より名の知れた上場会社の財務部長候補の案件も何件か紹介されていました。

 上場企業へ37歳の年齢で入るには年齢が邪魔をして定年までに役員になれる可能性は厳しいものがあります。これからの会社のほうがリスクはありますが役員になれる可能性は十分あります。T氏はアイが紹介したA社への入社を決めました。A社の社長はT氏が監査法人で得ていた年収の1.3倍の報酬を約束してくれたのもT氏をやる気にさせました。

 人材紹介の仕事は求職したい人と求人したい会社との不思議な縁を実感させられることがしばしありますが、その時も見えざる神の手を感じさせるケースでした。

 それから3年後にT氏の年賀状にA社の役員になったことが記されていました。お祝いのためにT氏と飲みに行き話しを聞きました。この3年間は自らが試された3年間だったとのこと。

 入社した1年後に会社の業績が悪化し自らが先頭に立って30%の規模縮小のリストラを成功させたことが皮肉にもA社の役員に認められ取締役の一員に加えられたとのことでした。

 経営は一寸先は暗闇の世界です。現在の日本の大手企業でさえも例外ではないことが分かります。

 そしてさらに10年という歳月が過ぎA社からの挨拶状が届きました。その文面には新社長の氏名にT氏の氏名が記されていました。T氏の転職は成功したのです。監査する側から監査される側へT氏は転進したのです。

 10年ぶりに会ったT氏は知的な会計士の顔から「ワイルドだぜ!」ではないのですが挑戦する経営者の顔へと変わっていました。

税理士&税理士試験受験生の会計事務所への紹介は『人材紹介アイ』

電話番号:06-6374-8466
ページトップに戻る
関西の会計事務所への人材紹介に特化
人材紹介アイ
〒531-0071 大阪市北区中津1丁目18-18 若杉ビル3F
TEL/FAX 06-6374-8466(代)/06-6374-8467