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2013,8月

外国人R君の選択

 TV番組の「半沢直樹」が大ブレイクしています。個人が組織悪と戦う勧善懲悪ドラマです。現実はもっとドロドロしている、いやあれほどではないと批評も様々です。

 ただ、個人の自己実現意欲の側面からみると半沢直樹にも負けない一人の中国(香港)人の青年を思い出します。R君、当時(4年前)27歳の若者です。5年前のリーマンショック後の日本経済の大幅な景気後退も影響をしていたのか、日本の1部上場会社へ勤務していたのですが会社での自身の将来に不安を抱き転職を考えていました。

 香港の裕福な家庭に育ち小学校から英語での教育を受けていました。ご両親は親日派で本人も小さいころから日本にあこがれていました。高校を卒業し大学への進学の時は迷わずに日本の大学への進学を志します。東京の日本語学校で1年半学び都の西北で有名なW大へ進学します

 卒業後は日本の1部上場会社へ就職を果たし中国マーケットでの業務に従事していました。R君がなぜ転職を希望したのか、もちろんリーマンショック後の日本企業の業績悪化もありましたが彼は入社後の仕事に不完全燃焼をしていたのです。

 来る日も来る日もネットでの中国クライアントとのメールのやり取りで明け暮れました。R君は世界を駆け巡るグローバル人材を目指していました

 英語力はTOEICはなんと満点の990点、広東語・北京語はもちろんネイティブです。日本語も全く違和感を感じさせません。身長は180センチを超えるイケメン青年です。趣味はアメリカンフットボールとストリートダンス、休日は米国CPAの資格取得を目指し勉学に励んでいました。日本食が大好きで自炊はもちろん健康管理のため日々手作り弁当持参で出社していました。

 R君はデスクワークではなくクライアントと直接関わる仕事がしたかったのですルーティンワークではなくクリエイティブな仕事を希望していました。日本の社歴ある上場会社では組織維持を最優先するためか新入社員の抜擢はほとんど実現しません。個人より組織なのです。

 人材紹介アイからは中国マーケットへ進出するための人材を求めていた中小企業ですが世界に通用する技術力を持ったあるメーカーを紹介しました。面接は社長の「中国進出は君に任せる」の一声で決まりました給与は社内規定ではなく前職での年収を上回る額を提示されましたR君の転職は成功しました

 R君はまさに水を得た魚のごとく泳ぎ回りました。結果も付いてきました。R君は1年後には係長へ昇進し年収もさらに20%アップを実現したのです。そして会社の業績も右肩上がりの上昇カーブを描き、30歳を迎えた2年後には課長代理に昇進し自他ともに認める会社の人財となったのです。

 しかし、それから半年後社長から電話が入りました。R君が退職を願い出たとのこと。理由は新たなステージで自分を試したいとのことMBAを取得するためにアメリカのビジネススクールへ進学するとのことでした。今でも社長の一言を思い出します。「会社も成長したがR君の成長には追いつけなかった」と。

 ただ、後で分かったことですがR君は日本の会社の組織力、特に社内の人間関係には苦慮したようです上司、先輩との位置関係は目に見えない日本人の組織の壁と感じたようでした

 文科省が日本の国際競争力を強化するために海外で通用する人材を育てる「スーパーグローバル大学」の30校指定構想を打ち出しました。R君の出身大学のW大も有力な候補になっています。

 日本からもグローバルな半沢直樹は必ず出てくるでしょう。いや、すでにあなたの隣にいるかもしれません

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