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2014,9月

M氏の実践税理士道(後編)

 M氏が再度人材紹介アイへ足を運んだのは6年前の10月でした。このまま今の事務所で仕事を続けるか他の事務所で新たなキャリアを積むかそれとも独立開業するか、模索をしていました。

 私からはどの選択が良いかは言及できないこと、どの選択をしても新たな問題は起こること、自身で答えを出すしかないことを告げました。

 M氏はその時知り合いの年配の税理士にも相談をしていました。その税理士からは「今のままとそうではないこととどちらが自分らしいのか」を問われたとのこと。

 漁師の3代目に生まれ漁師を継ぐのが嫌で選んだ税理士への道、自身としてはいずれ祖父、父と同じように事業主として独立したいがために選択した税理士の道でした。自分らしくあるのはこのまま勤務税理士を続けるのではなく独立することだと気付かされました

 M氏は独立開業の道を選択しました。顧問先ゼロからのスタートですもちろん売上は0円です。奥さんが勤務税理士をして自宅で税理士登録をしていたのでとりあえず法的には自宅登録している奥さんのもとで補助税理士としてのスタートをしました

 独立して1年近くは顧問先もなく収入なしの状態が続きましたが、上記の相談に乗ってくれた年配の税理士さんからある程度の仕事を回してもらえるようになり当座の目途も経つようになってきました。

 時を同じくして奥さんが「おめでた」で勤務税理士をやめることになりM氏は乾坤一擲一歩も引けない状況となります。そんな時に出会ったのがコンサルティング会社F社のコンサルタントでした契約をしていただければ月に2件は顧問先を増やせる自信があると云われました

 ただ年間コストが300万円もしました。夫婦で勤務税理士時代に蓄えた貯金の半分以上も使うことになります。すでにホームページの作成にも100万円も使いました。しかし、M氏は担当者の自信があるとの言葉に素直に腹を決めたのです

 まさに「窮すれば変ず、変ずれば通ず」です。なんとその担当者の言葉は結果として帰ってくるのです1年後には20件を上回る顧問先となり年商も4桁に乗ったのです

 何をしたかと云うと、創業して初めての決算申告で駆け込んでくる事業主を専門に受け入れる会計事務所に特化した戦略を取ったのです(戦術は企業秘密とのこと)。1年間で50件以上の顧問先を獲得した会計事務所もあったので自分のレベルは大したことはないと思ったことも慢心にならず頑張り続けられたと云います

 本年の暑中見舞いに新事務所移転の挨拶に№1宣言が記されていました。「事業支援NO1を目指します」です。自身も顧問先ゼロ、売上0円からのスタートであったこと、長男で3代目の後継者の苦悩を味わったことが起業家を応援したいとの№1宣言になったのです。

 M氏自身も開業してまだ実質5年でもあり創業5年以内は創業期と定義しています。№1宣言には先の言葉の後に「私自身も従業員を鼓舞し業績を伸ばします皆様の手本となりますチャレンジし続けます!一緒に成長しましょう!」と続きます。

 今回ブログの取材の為に訪問した新事務所は税理士の奥さんも含め総勢4名となっていました。M氏は云います。「税理士は税務業務が主業務ですが、納税できる前提である業績(売上)を如何に伸ばせるかの手伝いをしたい」と。

 そして「経営者をあらゆる面から支援できるために自らも経営者として実践し学び経営者に合う情報を提供できる税理士になりたい」と。独立開業して5年、自身も創業者として経験してきたことから起業家へ提案できる情報も明確になってきたと自信を見せます。

 M氏の事務所も今後は創業期から成長期へと移行していくはずです。これからは経営者だけではなく広く人の成長に関わる仕事をしていきたいと抱負を語ります。経営者に必要な資質は前向きであること、勉強好きであること、そして素直であることと云われてますが、M氏の経験からは素直であることが一番の資質だと感じるそうです

 素直な人は原理原則をしっかりと守り地道な努力を惜しまないので自ずと結果がついてくると実感したそうです。M氏はまだ39歳です。税理士として経営者としてこれから挑戦していく若さがあります。そして仕事に対しての素直さがあります。

 税理士である前に起業家として業界へ一石を投じたM氏の将来の姿に思いを馳せました。

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