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2014,11月

適職から天職へ、O氏の選択

 先月1通の挨拶状が届きました。封書をあけると税理士法人設立の挨拶状でした。パートナー税理士3名の中に代表パートナー税理士としてO氏(43歳)とパートナー税理士としてO氏の奥さんの氏名が記されていました

 O氏と出会ったのは14年前の2月の求職相談でした。温厚で優しさが表情に滲み出ていたO氏のことは記憶の中にしっかりと留まっていました。

 O氏は東京の大学を卒業後企業の総務職に就きますが、企業の金の流れに興味を持ったことから公認会計士を目指そうと働きながら公認会計士試験の勉強を始めます。

 ただ受験勉強に入ると1戦必勝の公認会計士試験に限界を感じ1回も受験せず断念、科目合格制の税理士試験へ目標変更をします。30歳までに絶対合格しようと決めたO氏は2年勤めた会社を退職し受験浪人に入ります

 心機一転、受験勉強も相性が合い1年目に財務諸表論に合格し2年目には法人税法と消費税法の2科目に合格します。そして翌年の平成12年2月に会計事務所への就職のために人材紹介アイの求職相談に足を運んだのです。

 O氏へは公認会計士の先生の事務所を紹介しました。会計事務所の経験はなかったのですがO氏の人柄と税理士試験の必須税法である法人税法に合格していたことが評価され採用が決まりました

 そして入社したその年に残りの2科目(簿記論と相続税法)にも同時合格し念願の30歳までに1年を残し29歳で税理士試験の合格を勝ち取ったのです

 入社2年後には税理士登録も終え、さらに2年後には同じ事務所の勤務税理士の女性と結婚、1年後にはお子さんにも恵まれますが育児のために奥さんは事務所を退職します。奥さん自身には数件の顧問先があり育児をしながら税理士業務を自宅でおこなうことにしたのです。

 平成19年の春にO氏も家庭と仕事を両立させるために事務所を退職し奥さんとの共同事務所を自宅で設立し業務を始め翌年には自宅近くに事務所を移転開設しました。普通の会計事務所と違うところは開設した事務所には育児のためのベビーベットが常設されたことでした。

 「夫唱婦随」と云ってもよいのでしょうか、四字熟語の順番では夫が唱えて妻が従うとなっていますが、O氏の場合は奥さんが育児の為に税理士として独立し1年後にO氏が独立したので税理士としての独立開業については妻が唱え次に夫が従ったということで「婦唱夫随」と書いた方が正解かもしれません。

 独立した時の感想を聞くと「勤務していた時より仕事をするうえで自由な裁量があるので自分には向いていると思った。不安はありませんでした」と云います。

 もちろん自由と責任は比例してついてくるのは当たり前ですがO氏は税理士の仕事にストレスを感じたことはないと云います。天職とまでは言えないが自分には税理士業は適職だと謙遜します

 独立開業した年の暮に知り合いの弁護士の先生から大きな案件の依頼を受けました。案件の内容について詳細は話されませんでしたが上場会社関連の案件で最近までその仕事は続いたそうです。

 そして、その仕事に一緒に関わった公認会計士の先生と今回の挨拶状での税理士法人の設立をしたのです。事務所も新たなビルに移転しホームページも立ち上げました。

 ホームページを見ると「相続税専門の税理士法人を全面に打ち出しています。来年から相続税法が大きく改正され対象者が1.5倍に急拡大するとの予測から相続重税なる言葉も飛び交っています。まさに時宜にかなった税理士法人の設立です

 O氏に相続税に特化した税理士法人設立の意図を尋ねました。「戦略としては来年からの税制改正に合わせて相続税専門の税理士法人を打ち出しましたが通常の税理士業務への対応もしていきます。今は設立したばかりで足元を固める時期ですので戦術についてはこれから検討していきます」と多くを語りませんでしたが税理士法人の経営者としての大志は言葉の端々に感じました

 ホームページのスタッフ紹介のページにO氏の紹介がありました。心がけの項目には「真面目に素直に謙虚に生きる」とありました。そして、好きな言葉の項目には「一生勉強 一生青春(相田みつを)」と記されていました。

先にも記したようにO氏は税理士の仕事は自身には適職だと謙遜していましたが、今回の税理士法人設立へのステップは明らかにO氏にとって税理士業は天職になったのだと理解しました

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