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2014,12月

オンリーワンの花を求めて

 スマップの「世界に一つだけの花」は流行歌と云うより今では人生の応援歌として広く愛される歌になっています。歌詞の中で「ナンバーワンよりオンリーワン」は記憶に残っている方も多いと思います。
 
 今回紹介する税理士のSさん(女性、40代前半)は今年の秋にオンリーワンを求めて独立開業をされました。Sさんが税理士試験に合格したのは3年前です。税理士試験に挑戦してから13年目のことでした。
 
 Sさんのことはこのブログでも「13年目の合格者=後編」(2012年11月投稿)でご紹介をさせていただきました。あれから2年が過ぎ1通の開業挨拶状を受け取りその差出人がSさんであったことには驚かされました。
 
 Sさんに独立開業の経緯を聞いたところ「所長の期待に応えられなかったので・・・」とのこと。税理士である前に所長もSさんも一人の人間としての価値観は違います。その価値観の大きな違いに気付かされ受け入れることが出来ない時は袂を分かつこともありますSさんは退職し独立を選択しました
 
 Sさんが税理士を目指したのは新卒として入った大手通信会社が業界再編のため合併され将来への不安から資格取得を求めたからでした。受験と仕事の二足の草鞋(わらじ)を履くことになったSさんは税理士試験の壁ではなく会計事務所での人間関係の壁に当惑しました
 
 20代後半で社会人としてもまだ人間関係の複雑さに免疫力を持てないでいたSさんは人間の業に遭遇し戸惑います。社会に出ると云うことはまさに人間を知ることかもしれません。「清濁併せ呑む」とはよく云われますが社会に出ると良いことだけではなく悪いことも同じだけ、いやそれ以上にあることを気付かされます。
 
 Sさんが税理士を目指したもう一つの理由に経済的に自立できる女性になりたいとの思いがあります。女性の幸せは結婚にあるとの考え方に共感を持てなかったこともあり、自分の人生は自分で決めたいとの気持ちが強かったからです
 
 税理士試験に合格するまでの13年間は挫折し諦めかけた時もありましたが、Sさんの中に自立したい自分がいたからこそ合格を勝ち取れたのかもしれません
 
 今月、Sさんにお会いしました。顧問先もゼロからの出発ですが「楽しんでやっていきます」と笑って云うSさんの言葉に強がりを言っている印象は受けませんでした。それどころかSさんの聡明さと清々(すがすが)しささえ感じました。
 
 Sさんはすでに自立への道を歩き始めていました。新しい名刺は3分の1を自身の顔写真にしました。税理士らしくないと云っては失礼ですが素敵な笑顔です。これからはまず目立つことを優先していきますと自身の変貌を宣言します。
 
 11月にはフェイスブックを再開し12月からはブログの投稿もスタートしました。ブログの名称には地元を愛する心意気を感じます副題に「女性起業家・経営者を応援します!」の真摯な言葉が添えられています。気負わない素直なSさんが表現されているブログです。
 
 驚かされたのは2回目の投稿でした。「大学院に進学します」の題名でした。入学金を銀行で納付した際、担当の女性事務員から「お子さんのですか?」と聞かれ「私のです」と答えたら驚かれたと笑わせてくれます。
 
 そのブログにも記されていましたが、大学院への進学は退屈するのが嫌だからとのことですが自立する女性への選択でもあると思いました
 
 Sさんにどんな事務所を創りたいかを聞きました。勤務税理士をしていた時に月次顧問料の必要性に疑問を持ったと云います。理想かもしれないとは前置きしますが、経営者に直接会い税理士としての必要性を理解していただいての顧問料を実現したいと云います
 
 大学院では経営学を選択しマーケティングや経営分析の知識を学びたいそうです。税理士の顧問報酬は月次決算作成としての報酬ではなくあくまでもプロの税理士としての知識及び技術の伝達であり教育の報酬でありたいと云います
 

 冒頭で記したスマップの「世界に一つだけの花」の歌詞に「一人一人違う種を持つ その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい」の言葉があります。Sさんは税理士として自立した女性の道を歩き出しました。おそらく世界に一つだけの税理士である自身の花を咲かせることでしょう
 
 Sさんのブログにある「読者になる」のボタンをクリックしました。

 
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