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2015,2月

不惑の歳も粘ってなんぼ!

 2月も中旬を過ぎ確定申告も始まった頃に書類棚に置きっぱなしにしていた年賀状の整理(ファイリング)をしました。毎年仕事始めに目を通し住所変更等の変更事項をPCの名簿データに修正をしてそのまま書類棚に置いておき、遅いときには春先までそのままにしてしまいます。

 今年は早い方でした。いつもファイリングをする時に文面を改めて見て送っていただいた方に想いを馳せます。この数年文面の添え書きが気になり連絡を取りたいと思っていた人がいました

 今回はその“気になっていた人、N氏”をご紹介します。N氏は今年不惑の年を迎える39歳の勤務税理士です。N氏と初めて出会ったのは7年半前の9月中旬の求職相談でした。背の高い純朴な青年のイメージが残っています。

 東京の大学を卒業し就職はせずに税理士を目指し受験浪人をしていました。簿記論と財務諸表論までは順調に合格を手にしましたが必須税法の法人税法には合格するのに5年を費やしていました

 さらに所得税法と消費税法を受験しますが結果が出ず3回目の受験を終えた32歳の時に求職相談に来たのです。大学を卒業して10年近い歳月が流れていました。

 履歴書を見て驚いたのは職歴が空白になっていたことでした。アルバイトはしてきたが正社員としての職歴はありませんでした。「さて、どこに紹介できるのか・・・」困ってしまいました。

 25歳位迄であれば会計事務所未経験者でも3科目以上合格していれば税理士になる可能性を期待され人材紹介会社を通じても採用してくれる会計事務所はありましたが、30歳を超えての未経験者の紹介はかなり厳しいものがありました

 ただ、当時N君と話をしていると性格の素直さと税理士を目指す不退転の意志の強さは伝わってきました。N君に尋ねました。「大学卒の同期と比べ社会人となるのが10年遅れたのだから、会計事務所へ就職が決まったら人の倍は働く覚悟はできていますか」と、N君は素直にうなずきました。

 私からは長いお付き合いのある若手ですが仕事には厳しい税理士の先生を紹介しました。先生には「彼は必ず税理士になりますそして今までの無職の期間を取り戻すために人の倍は働く覚悟です」と強くお願いしました。

 功を奏したのか取りあえず面接をしてくれることになりました。面接をしてくれたらN君の人なりを見てもらい採用していただけるのではとのわずかな望みはありました。その願いは見事に当たりました。先生も私と同じようにN君の人なりには期待したいとのことでした

 N君の10年遅れの社会人としてのスタートが始まりましたN君は期待に応えてくれました。毎年の年賀状に添え書きで「今年で〇年になります頑張ります・・」の文面がそのことを表していました。

 そして5年後の年賀状の「昨年税理士登録をしました・・・」の添え書きを見たときは「N君は絶対に税理士になりますと啖呵を切ったことが本当に成ったことに私自身が己惚れた記憶がよみがえります

 6年後の年賀状は結婚をしたのでしょう、奥さんとの連名が微笑ましく印象に残っています。昨年の年賀状には「事務所が税理士法人となり社員税理士として頑張ることになりました」の添え書きがありました。そして今年の年賀状には「勤めて丸7年が経ちましたもっと力をつけて頑張ります」の添え書きがありました。

 N氏の7年半前の履歴書を改めて拝見すると本年不惑の歳(40歳)を迎えることが分かりました。この2月忙しいのは承知の上で電話をかけました。7年半ぶりでN氏の声を聴き充実した毎日を送っていることが伝わってきました

 この7年半はN氏の年賀状の添え書きだけで彼の成長を想像してきましたが、実際はN氏の不屈の決意諦めない精神が支えてきたことを知りました。N氏は云います。関西弁の粘ってなんぼ!」の気持ちでやってきましたと。

 これからも人間としても税理士としても「昨日より今日今日より明日へ」自身のレベルを上げていきたいと実直なN氏らしい云い方をします。N氏曰く「四十にしてもNever give up粘ってなんぼ!」と、次は一杯飲むことを約束して受話器を置きました。

 来年の年賀状にはどのような添え書きが記されるのかが楽しみです。

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