今回は現役受験生からの投稿の最終回です。長期にわたる受験と仕事との両立、税理士を目指す心情が素直に表現されています。ぜひお読みください。 
 
 会計事務所で勤務しながら勉強をして3年ほどになります。その間1年半ほどはパート勤務で法人税法の合格に自信をもってからは正社員で勤務しています。
  
 働きながらの受験はどうしても勉強時間の確保が気になり受験専念者との差を感じますが、勤務をしながらの受験のほうが生活のリズムをつかみやすく私には合っているように思います。また、税理士試験はその作問者によるところが大きいため受験に専念している方が有利だとは限りません
  
 私が法人税法に合格をしたのは点数が取りにくいと云われた試験の時でした。本番は専門学校で慣れた形式と異なって当然ですし専門学校の順位の通り順当にはいきません。そういう時こそ働きながら勉強してきた私たちに有利だと思います。勉強時間の不利は承知の上でそれでもなんとか試験を受ける姿勢があれば合格に繋げることができると感じています
  
 会計事務所での勤務は「税理士試験との両立を応援」と面接時に伺っていても実際にはそうはいかないことがあります。私自身が年齢や経験の少なさから就職先をあまり選べないと感じていたため「残業を厭わない」としていました。
  
 実務を重視し頑張ろうと思っていましたが実際には難しかったのは事実です。実務は当然大事ですが試験合格するためには時間を取れるようにすることも必要です。まだまだ残業の美徳を感じる業界ですがやるべきことをして自分のなかで折り合いをつけて働きながら試験合格を目指してゆく所存です
  
 現在、勤務をしながら勉強をしていますが人材紹介アイからご紹介いただいた事務所は残業が少なく、一人暮らしですので比較的自分の時間を好きなように使うことが出来ています。
  
 今も家族には心配をかけていると思いますが、勉強に専念していたころは結果も出せず実家で暮らしていたため私の不安定な気持ちで迷惑をかけていたと思います受験期間が長くなったので受験を開始した頃のように何もかも犠牲にしているような生活は止めました
  
 仕事中は人と話すことはほとんどなく、一人での生活ですので勉強時間の調整をして人と話す機会を作るようにしています。友人に会うと「息抜きも必要」と言われますが、全部につきあっていると毎日息抜きになってしまうので週に1回と決めています。友人にも勉強に専念していた頃のほうがしんどそうだったと言われます
  
 受験を開始した当初は勉強以外のものに罪悪感を感じる生活だったので、受験生活の中に勉強以外の時間も考慮に入れることは長い受験生活を続けるには必要だと感じています
  
 現在4科目めの発表待ちで、残り1科目の壁が目の前に迫っています。まだ残り1科目と決まったわけではありませんが、勉強に必死になれない自分がいます。長年の経験でコンスタントには勉強ができない、模試で点数がいいと安心して本番で失敗しやすいというのが分かっているので、今は疲れすぎない程度に勉強しピークを本番に持って行くことを意識しています
  
 長期間にわたり勉強していますが、もともと税理士になりたくて税理士試験を受けたというよりは父の仕事の役に立つようなこと、そして販売職よりも長く勤務できるような仕事をしたいと始めたことなので、まだまだ税理士試験の合格が当面の目標になってしまっているところがあります
  
 独立するのか、勤務していくのか・・・目標として定めるべきことがまだ出来ていません。税理士の資格がなければ独立はできませんが、資格がなくても担当をもってお客様の対応をすることはできます。この業界で資格を持っていることが必要なのか考えさせられます。
  
 資格に固執して実務を疎かにしているような感覚になることもあります。それでも自信をもって業務にあたるには勉強は絶対に必要であり試験合格を目指すことは方向性として同じものだと思います。ただ、資格を取ったら実務が出来るというわけではなく、試験の答えが出せても実務ではその問題文に当たる部分を導き出さなければなりません。
  
 将来税理士として自信をもってお客様に対応しお互いに良かったと思える関係を築いていければと今は思っています

 
税理士&税理士試験受験生の会計事務所への紹介は『人材紹介アイ』