会計事務所(税理士事務所・公認会計士事務所・税理士法人)、企業経理財務職の求人・就職・転職なら人材紹介アイ 大阪|京都|神戸|滋賀|奈良|和歌山

お役立ち情報

2012,7月

M氏の答案練習=前編

 前回の『ブログでメッセージ』にK君の受験戦術をお伝えしました。今回はさらにその上を行くM氏の話をさせていただきます。
 
 M氏が求職相談に来られたのは6年前の税理士試験が終わった9月の残暑の厳しい日の午後でした。年齢は30代後半に入り会話を通じてビジネスマンとしてしっかりと訓練された口調が印象に残っています。
 
 彼は大学を卒業し大手の家電メーカーへ技術者として入社しましたが物を扱う開発現場より人と接する営業現場のほうが向いていると判断し自ら願い出て営業マンとして世界をかけ回っていました。仕事も面白くやり甲斐もありました。
 
 そのM氏がなぜ税理士試験の受験生になったのかを聞かせていただきました。社会人となり10年目に入ったころ彼の高校時代の友人から弁護士として独立開業をしたとの挨拶状を受け取りました。
 

 その友人になにかしら感じるものがあり会いたいと思ったのです。M氏の未来日記はその日から180度変わってしまうのです。
 
 弁護士として独立開業した友人と話をして、一生の仕事を見つけ独立し自身の責任がすべてでもある仕事に取り組む彼がまぶしく自立した姿に感動をおぼえたのです。
 
 M氏の家庭の事情も現在の仕事をし続けることを許してくれる状況にはなく、その友人の助言もあり法律でも税法のプロである税理士は試験制度も科目合格制で、働きながらでも資格取得が可能であることを知り税理士を目指すことを決意したのです。
 
 彼は社会人として叩き込まれた「結果がすべてである」ことを税理士受験にも当てはめました。
 
 合格しなければ受験のために費やしたお金も時間も社会的には何の意味も無く人生の損失になってしまう。企業会計と同じく税理士試験合格という売上が上がらなければお金も時間も人生での費用計上は成立しないと判断しました。
 
 当初は仕事と勉強の2足の草鞋(わらじ)を履いていたM氏は決意新たに勤務先へ退職届けを出しました。
 
 仕事が次世代携帯電話のマーケット調整をしていたこともあり会社より退職金を上乗せするので同業他社へは転職しないとの一筆を入れるよう求められたのも追い風と捉え、税理士試験の受験浪人生として第一歩を踏み出しました。

M氏の答案練習=後編

 退職したM氏は割増し退職金と貯金を投資して無職で3年での合格を目標にしました。
 
 1年目に簿記論、財表論に合格し目標通りの結果を出しましたが2年目は税法に入りより難易度が上がったこともあり結果が出せませんでした。3年目に2年間の勉強が実り税法2科目に合格し、4年目に最後の税法科目を受験して人材紹介アイの求職相談に来られたのです。
 
 M氏は本年の税法は絶対合格の自信がありますので会計事務所は未経験者ですがそれでも可能な会計事務所を紹介してほしいといってこられました。その年の官報の税理士試験合格者名簿にはもちろん彼の名前はありました。
 
 税理士試験の現状は無職で5年以内で合格することは大成功といっても過言ではありません。働きながらでは合格までに12~13年を費やす試験です。彼の勉強方法を聞かせてもらいました。
 
 前回お伝えしたK君と同じで試験当日に最大限の力を発揮しないと合格できない試験だと判断したM氏は、K君の考えた2時間勉強法をさらに上回る1時間40分答案練習受験法を考えました。
 
 税理士試験前の答案練習の期間ではあえて開始時間に20分遅れて参加し1時間40分で答案作成する訓練をしたとのことです。もちろん本試験では定時受験をしましたが余裕を持って計算問題のケアレスミスや理論問題の文章表現を見直す時間がとれたとのことでした。
 
 社会人として結果を出すことを最終目標に設定した仕事術を税理士試験へ応用したのです。
 
 会計事務所経験は未経験でしたが彼の仕事に取り組む考え方と訓練されたビジネス感性を認められ人材紹介アイより紹介した公認会計士事務所に採用されました。
 
 入社され5年後のM氏からの年賀状には新年より独立開業の一歩を踏み出しますとの言葉が書かれていました。M氏にとって税理士受験は仕事でした。仕事としての当初の目標とした結果を出したのです。
 
 M氏の勉強法を人材紹介アイのホームページの利用者の声欄に自身の出稿として掲載していますのでご覧ください。

フェイスブック
電話番号:06-6374-8466
ページトップに戻る
関西の会計事務所への人材紹介に特化
人材紹介アイ
〒531-0071 大阪市北区中津1丁目18-18 若杉ビル3F
TEL/FAX 06-6374-8466(代)/06-6374-8467